作ってきたプロジェクトをさくらのレンタルサーバーに配置し全世界からアクセスできるようにします。
GitHubのリポジトリからさくらサーバーにクローン
さくらサーバーのアカウントと初期ドメインをコントロールパネルから確認します。
![](https://www.tec-engineer.com/wp-content/uploads/2019/06/image-42.png)
以下コマンドでsshでさくらサーバーにログインします。
ssh [さくらアカウント名]@[さくら初期ドメイン名]
下記メッセージが出るのでyesを入力します。
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?
パスワードの入力が求められるのでさくらサーバーのログインパスワードを入力します。
[さくらアカウント名]@[さくら初期ドメイン名]'s password:
以下のメッセージが出ればログイン完了です。
Welcome to FreeBSD!
%
プロジェクトをクローンする場所まで移動します。
cd www
git cloneコマンドを入力します。
git clone https://github.com/[GitHubアカウント名]/[リポジトリ名].git
これでGitHubのリポジトリからさくらサーバーにプロジェクトをクローンできました。
![](https://www.tec-engineer.com/wp-content/uploads/2019/06/image-43-1024x308.png)
vendorディレクトリの作成
vendorディレクトリがないのでconposerをインストール して作成します。
ホームディレクトリに移動します。
cd home/[さくらアカウント名]/www
ここにcomposer.pharをダウンロードします。下記コマンドを実行します。
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
次に下記コマンドを実行してcomposerをインストールします。
php composer.phar
Laravelプロジェクトに移動してcomposer installを実行します。
下記コマンドでgit cloneしたlaravelのプロジェクトまで移動します。
cd [Laravelプロジェクトディレクトリ]
下記を実行してinstallを行います。
php ../composer.phar install
この時私はエラーになりました。phpのバージョンが古いと言われています。
Loading composer repositories with package information
Installing dependencies (including require-dev) from lock file
Your requirements could not be resolved to an installable set of packages.
Problem 1
- This package requires php ^7.1.3 but your PHP version (5.6.40) does not satisfy that requirement.
なので、さくらサーバーのphpのバージョンをアップロードします。
コントロールパネルのPHPのバージョン選択から希望のバージョンを指定して「変更」ボタンを押下します。
![](https://www.tec-engineer.com/wp-content/uploads/2019/06/image-45.png)
これで再度 installを行いうまくいきました。
データベースを作成する
さくらサーバーに必要なデータベースを作成します。
データベースの設定から「データベースの新規作成」を押下します。
![](https://www.tec-engineer.com/wp-content/uploads/2019/06/image-50.png)
データベース名を入力します。
![](https://www.tec-engineer.com/wp-content/uploads/2019/06/image-49.png)
データベースの設定画面から、以下の情報をメモします。
・データベース サーバ
・データベース ユーザ名
・データベースパスワード
・データベース名
![](https://www.tec-engineer.com/wp-content/uploads/2019/06/image-51.png)
.envファイルの作成
.envファイルも作成されないので、サンプルのファイルから作成します。
以下コマンドで「.env.example」をコピーし「 .env」ファイルを作成します。
cp .env.example .env
.envファイルを修正します。一度ローカルにダウンロードして修正しようと思います。※慣れている人はサーバー上からviコマンドで修正すれば良いと思います。
さくらサーバーのコントロールパネルから「ファイルマネージャー」を選択します。
![](https://www.tec-engineer.com/wp-content/uploads/2019/06/image-52.png)
「.env」ファイルをダウンロードすると、ローカルに保存できます。
![](https://www.tec-engineer.com/wp-content/uploads/2019/06/image-54-1024x484.png)
先ほどメモしたDBの設定をします。
この時他にも設定することがあれば設定します。
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=【データベース サーバ】
DB_PORT=3306
DB_DATABASE=【データベース名】
DB_USERNAME=【データベースユーザ名】
DB_PASSWORD=【データベースパスワード】
ローカルで変更したファイルはアップロードでサーバーに保存します。
![](https://www.tec-engineer.com/wp-content/uploads/2019/06/image-53-1024x449.png)
アプリケーションキーを作成します。
「.env」のAPP_KEYがデフォルト値のままなので下記を実行します。
php artisan key:generate
DBのマイグレーション
DBのマイグレーションを実施します。以下のコマンドでマイグレーションファイルに基づきマイグレーションが実施されます。
php artisan migrate
これでさくらサーバーにテーブルが作成されました。
![](https://www.tec-engineer.com/wp-content/uploads/2019/06/image-55-1024x483.png)
完了です。配置したURLを打鍵すると作成した画面が表示されます。
![](https://www.tec-engineer.com/wp-content/uploads/2019/06/image-56.png)